虫歯

虫歯治療でももちろん、治療の際には痛みを感じにくいようにする事を心がけています

  1. 麻酔時の痛みを和らげる対策を行っています

  2. 歯を削る量を最小限にします

  3. 歯の神経を可能な限り残します

  4. 歯を削る音(キュイーンといった独特の音)が苦手な方には違う音が苦手な方は、音がしない機材で治療も可能です

  5. あらゆる治療プランで歯をできるだけ、抜かない事を理念としています

  6. 1番大事な虫歯予防、また早期発見に努めます

①麻酔時の痛みを和らげる取り組み

➊表面麻酔を使用します。

麻酔注射前には痛みを少なくするよう表面麻酔薬を注射部位に塗ります。

表面麻酔を使用します。
表面麻酔を使用します。表面麻酔薬
(麻酔注射時の痛みを和らげる塗り薬)

➋極細の麻酔針を用いての麻酔

極細の麻酔針を用いての麻酔注射針を現存する、1番細いものを使用する事で、注入時の痛み、ストレスも軽減されます。

➌使用する麻酔液を温める、コンピューター制御の麻酔機の使用(処置内容、部位により使用しない時もあります)

使用する麻酔薬を体温に近い状態に温める事で痛みを軽減するので麻酔薬を機材で温めてから使用しています。
注射速度をコンピューター制御で自動的に痛みを少なくコントロールしてくれる注射器を使用しています。

使用する麻酔液を温める、コンピューター制御の麻酔機の使用
使用する麻酔液を温める、コンピューター制御の麻酔機の使用

②歯を削る量を最小限にします

歯を大きく拡大して見る事で、歯を削りすぎたり、逆に虫歯の取り残しが無くなります。
そのために、当院ではマイクロスコープ下で6~11倍で、もしくは5倍拡大のルーペを着用して治療に向き合っています。
裸眼で治療にあたる事は、ほぼありません。治療用チェアー(3台に)にマイクロスコープを設置しています。

歯を削る量を最小限にします

歯を削る量を最小限にします

歯を削る量を最小限にします
裸眼で虫歯を見た状態

4~6倍の拡大

4~6倍の拡大

6~11倍の拡大

6~11倍の拡大

16倍の拡大

16倍の拡大

24倍の拡大

24倍の拡大

※画像をクリックしたら、拡大されます。

③歯の神経を可能な限り残します

歯の神経を可能な限り残します虫歯の大きさが比較的大きくても、神経が完全に虫歯菌により感染していない場合やまた激しい痛みなどがないようなケースに限り、神経を取らずに保存できる治療法があります。
(成人の場合、保険治療では行っていません)

歯の神経を守るMTAセメント

歯の神経を守るMTAセメント

  1. 虫歯になっている部分を取り除きます。
  2. 神経がわずかに、取り除いた部分から露出します(従来なら、また保険治療ならここで神経を取る治療になります)
  3. 神経の消毒を薬剤、当院ではレーザー(CO2,ヤグレーザーの2種類)などを用いて行います。
  4. 神経からの出血などが収まります。
  5. MTAセメントを神経に塗布します。
  6. セメントで、MTAや神経を覆います。しばらく経過を見ます。(痛みなど強く出てこないか)

④歯を削る音(キュイーンといった独特の音)が苦手な方へ

当院では音がしない機材で虫歯治療が可能になりました。
最新のエルビウムヤグレーザーを導入しております。このレーザーはあの嫌な音が無く虫歯を取りきる事が可能です。  
レーザーによる虫歯治療は保険治療でも、認められており国も効果が充分あると認ているものです。
虫歯が大きいと、神経と繋がっている場合があります。
レーザーの場合、神経を守るための消毒も同時に行え非常に効率的です。
レーザーによる虫歯治療のみがご希望の方は、受付に気兼ねなくお申し付けください。

歯を削る音(キュイーンといった独特の音)が苦手な方へ最新のエルビウムヤグレーザー

歯を削る音(キュイーンといった独特の音)が苦手な方へ

歯を削る音(キュイーンといった独特の音)が苦手な方へ

歯を削る音(キュイーンといった独特の音)が苦手な方へ

⑤あらゆる治療プランで歯をできるだけ抜かない事を心がけています

抜歯のケースを、部分矯正を行い保存できた症例(保険治療ではありません)

①歯が折れて歯ぐきより下に根っこが残っています。

①歯が折れて歯ぐきより下に根っこが残っています。

②部分矯正で歯の根っこを歯ぐきより上に、引っ張ります。

②部分矯正で歯の根っこを歯ぐきより上に、引っ張ります。

③歯ぐきより、十分に歯が出てきました。これで差し歯を入れても大丈夫な状態になりました。

③歯ぐきより、十分に歯が出てきました。これで差し歯を入れても大丈夫な状態になりました。

④差し歯を支える、土台を作ります。

④差し歯を支える、土台を作ります。

⑤差し歯を装着して、無事保存できました。

⑤差し歯を装着して、無事保存できました

費用 部分矯正:33,000円
ゴム交換(3回):3,000円×3回
合計:42,000円(税込)

あらゆる治療プランで歯をできるだけ抜かない事を心がけています
歯が折れたり、虫歯で歯ぐきより下に歯の根がある状態で差し歯を作ると、歯の根がすぐに折れたりして、結局抜歯になります。

あらゆる治療プランで歯をできるだけ抜かない事を心がけています
部分的な矯正治療で歯を引き上げます。
その為に、装置を装着します。

あらゆる治療プランで歯をできるだけ抜かない事を心がけています
1か月もすると、歯の根は歯ぐきより上まで引き上げられます。
この状態で差し歯を作ると必ず長持ちします。

抜歯のケースを意図的再植を行い保存できた症例(保険治療)

①歯ぐきより下の部分まで虫歯になっています

①歯ぐきより下の部分まで虫歯になっています

②部分矯正治療を行ないたいのですが下の歯の咬み込みが強くて出来ません。

②部分矯正治療を行ないたいのですが、下の歯の咬み込みが強くて出来ません。

③一旦、抜歯をします。

③一旦、抜歯をします。

④下の歯の咬み込みを避けて、歯を再度歯ぐきより上の部分で固定します。

④下の歯の咬み込みを避けて、歯を再度歯ぐきより上の部分で固定します。(意図的再植)意図的再植

⑤3か月後、歯も固定され、歯ぐきより上に健全歯質が確保できました。

⑤3か月後、歯も固定され、歯ぐきより上に健全歯質が確保できました。

⑥保険治療で、被せ物を作り抜歯を避ける事が出きました。

⑥保険治療で、被せ物を作り抜歯を避ける事が出きました。

⑥1番大事なのは虫歯予防、また早期発見です

1番大事なのは虫歯予防、また早期発見です。虫歯にならない事が1番大切で、その為に当院では歯科衛生士による歯磨きのアドバイスや歯垢、歯石の除去やフッ素塗布、定期健診の受診を推奨しております。
虫歯になったばかりの状態を早期に発見すれば、削る量は少なくて済みます。
状況が本当に初期なら削らなくても済むこともあります。

虫歯診断機 ダイアグノデント虫歯診断機
ダイアグノデント

1番大事なのは虫歯予防、また早期発見です。