歯科医院にはどのような時に行かれますか?
- 歯が痛い
- 冷たいもの、温かいもので歯がしみる
- こけてしまって歯が欠けた、折れた
- 歯茎が腫れた
- 詰め物が外れた、差し歯が外れた
- 入れ歯の調子が悪い、合わなくなってきた
………..etc
以上のような自覚症状が出現してから、受診をするという方は多いのではないでしょうか?
来院された時には、残念ながら病状が進行しており、抜歯せざるを得ないという事になる場合がよくあります。
8020運動 ご存知ですか?
(達成者は、75歳以上85歳未満の数値から推計)
80歳の時に残っている、歯の本数を20本以上にしましょうというもので、年々達成される方が増えています。
通常成人の歯の本数は、28本(上下親知らずがあれば32本)あります。
平成23年では約40%で、平成28年には51.2%と達成される方が明らかに増加しています。
80歳以上の方の平均残存歯数
80歳以上の方で平均して何本の歯が残っているかという調査もされています。
これも前回調査より毎回、残存本数が多くなり今後も増加していく傾向と考えられます。
平成5年 | 残存歯数 約6本 |
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平成17年 | 残存歯数 約10本 |
平成28年 | 残存歯数 約17本 |
このように、高齢者の方々の残存歯数が増加した要因はどこにあるのでしょうか?
定期健診を目的に来院される方が増加
過去1年間に歯科健診を受けた者の割合の年次推移(20歳以上の総数の結果のみ表記)
(平成21年、24年、28年)
厚生労働省の調査で、1年の間に歯科健診を受けたと答えた方の割合は平成28年で 52.9%であり、
過去と比較しても増加の一途です。
また、性別・年齢階級別にみると、男女とも高年齢層でその割合が高くなっていました。
調査結果でも定期健診を受ける人の割合が年々増加傾向にある事が明らかになっています。
当院での定期健診を受診される方の割合は、この調査結果を遥かに上回ります。
日々お忙しい中にもかかわらず、ご来院頂けてるのは大切なお子様のお口の健康の為であったり、開院以来、健診の重要性をお伝えし、またその効果を実感して頂いているからではないかと考えております。
今後も担当する歯科衛生士をはじめとするスタッフ一同で、皆様としっかりとコミュニケーションをとり、より一層、内容の充実と向上を目指していきたいと考えています。
定期健診で行う内容
- お口の中の全体の検査(歯や歯ぐきに異常がないか)
- クリーニング(PMTC)、フッ素の塗布
- 治療を行った部位の経過観察(レントゲン撮影、写真撮影)
- 咬みあわせの調整など………….etc
※①②は主に担当する歯科衛生士が行い、③④等は歯科医師がそれぞれ分担して行います。