当院ではマイクロスコープを導入し、日々の診療に取り入れています。
●マイクロスコープが何か治療をしてくれる訳ではありません。
治療する部位を拡大して見ることができる機材(顕微鏡)です、歯や歯茎を大きく拡大して見る事で裸眼やルーペでは分からなかった問題点を見る事ができます。
結果として精密な診療を行える手助けとなるのです。
●マイクロスコープを利用する治療は、すぐに行える訳ではありません。時間をかけてトレーニングしないと使いこなすのは、難しい機材です。
今後も研鑽を積み、様々な診療にこのマイクロスコープを用いて、より良い歯科治療を皆様に提供して参りたい思っています。
当院がマイクロスコープを用いて行っている診療
根管治療 (ラバーダム下で)
神経を取る治療、神経を取った治療でやり直しをしないといけない場合などには、ほぼ利用しています。
保険診療でも行っていますので、ご安心ください。
虫歯治療
歯を削っていく際に、虫歯の取り残しがないかの確認、その逆で削り過ぎを防ぐ目的でもかなり有効な手段ともいえます。
被せ物などを歯に装着する前の歯の削合
歯の形を理想的な形態に削っていかないといけません。そうしないと、被せ物が脱離したり、歯茎と被せ物の調和が長期間に渡り保てない(歯茎が痩せてしまった状態)為、見た目が悪く、虫歯などもできやすくなるなどの問題が出てきます。
きちんと、歯と歯茎との位置関係を考慮し、歯を削り、理想的な形態にすることで上記の問題は改善できます。
その為にマイクロスコープを用いて歯を形成するのは大きな利点があるといえます。
虫歯ができていないかなどのチェック
歯と歯の間や既に装着されている詰め物や被せ物などの隙間にできる小さな虫歯はレントゲンを撮っても写ってこない時があります。
マイクロスコープを用いて直接、強拡大で診る事で見えなかった物が見えるようになります。
虫歯は、早期発見する事で最小の治療回数で済みます。非常に有益だと考えております。